【七隈/ラーメン/味噌ラーメン】味噌らーめん あお井
こんにちは。
福岡市中央区六本松で法律事務所を営む弁護士の盛一也(もりかずや)です。
さて、先日、城南区方面の警察署に、国選弁護の事件の接見に行ってきたのですが、そのついでに、七隈駅のすぐ近くにある「味噌らーめん あお井」(※1)で味噌ラーメンを食べてきました。

あお井は、七隈駅から徒歩1分くらいの福大通り沿いにあり、トタンの外壁にでかでかとラーメンのタペストリーがかかっているので、すぐに分かると思います。
2025年5月にオープンした味噌ラーメン専門店で、事務所のある六本松の人気店「とら食堂 福岡分店」(※2)の姉妹店だそうです。六本松つながりで、勝手に親近感が湧いております笑

今回は、赤いスープの辛味噌をいただきました。
語彙力がなく説明が難しいですが、ピリッと辛いのに、味噌のコクと甘みもしっかりあって、とろっとしたスープが麺によく絡みます。上に水菜と糸唐辛子がたっぷり乗っていて、シャキシャキ感で濃厚なスープでも最後まで飽きずに食べられました。チャーシューも大きめのが2枚と、味玉も入っていて満足です。
基本の味噌ラーメンは890円で、カウンターのほかにテーブル席や座敷もあるので、一人でも家族連れでも入りやすいと思います。なお、駐車場はないので、車の方は近くのコインパーキングを利用する必要があります。
接見のあとは、いつも少し気持ちが張っているのですが、熱い味噌ラーメンで一息つけました。
せっかくなので、ここからは、今回の仕事である「国選弁護」について、少し説明したいと思います。
■国選弁護ってなに?
刑事事件で疑いをかけられた人(被疑者)や起訴された人(被告人)には、弁護人を頼む権利が憲法で保障されています(憲法34条、37条3項)(※3)。ただ、弁護士費用を払えない方もいるので、本人の請求などにより裁判官が弁護人を選んで、その報酬を国が支払うという制度があります。これが国選弁護です。
私たち弁護士は、法テラスと契約をして、順番などで事件の割り当てを受けて、国選弁護人として活動しています(※4)。
■いつから付くの?
国選弁護には、起訴される前の「被疑者国選」と、起訴された後の「被告人国選」があります。
被疑者国選は、勾留(逮捕に続く身体拘束)が請求された段階から利用でき、2018年6月からは、事件の種類を問わず、勾留された全ての事件が対象になりました(※5)。なので、万引きなどの窃盗のような身近な事件でも国選弁護人が付きます。
一方で、逮捕された直後(勾留前)の段階では、国選弁護人は付きません。この段階で弁護士を呼びたい場合は、弁護士会の「当番弁護士」制度を使えば、1回目は無料で弁護士が接見に来てくれます。福岡地区の当番弁護士の申込先は092-733-0333です(※6)。
■誰でも使えるの?
貧困などの理由で自分で弁護人を頼めないことが条件で、現金や預金などの資産が50万円未満であれば請求できます。50万円以上ある場合は、まず弁護士会に私選弁護人の紹介を申し出て、引き受ける弁護士がいなかった場合などに国選弁護人を請求する、という流れになります(※7)。
■本当にタダなの?
弁護人の報酬は国が支払いますが、有罪判決のときに、裁判所が「訴訟費用」として国選弁護人の報酬分を本人に負担させることがあります(刑事訴訟法181条1項)(※8)。実際には、資力などを考慮して負担させないケースも多いのですが、「必ずタダ」というわけではないので注意が必要です。
■弁護士は選べるの?
国選弁護人は裁判所が選ぶので、本人やご家族が選ぶことはできません。また、「なんとなく合わない」くらいの理由では、交代もなかなか認められません。特定の弁護士に頼みたい場合は、私選弁護人として依頼することになります(私選弁護人が付けば、国選弁護人は解任されます)。
■接見では何をしているの?
弁護人は、警察官の立会いなしで、時間の制限もなく本人と面会することができます(接見交通権、刑事訴訟法39条1項)(※8)。ご家族の面会は、平日の日中に限られ、時間も短く、警察官も立ち会います。さらに「接見禁止」が付いてしまうと、ご家族は面会すらできないので、弁護人が本人とご家族をつなぐ唯一の窓口になることもあります。
接見では、主に、取調べへの対応(黙秘権のことや、供述調書にサインするときの注意点など)のアドバイス、事件の内容や本人の言い分の聞き取り、ご家族への伝言や差し入れの調整などを行っています。
■窃盗事件などで弁護人ができること
勾留は原則10日間で、延長されると最大20日間になり(刑事訴訟法208条)(※8)、この間に検察官が起訴するかどうかを決めます。窃盗のような財産犯では、被害者への被害弁償や示談ができているかどうかが、処分の判断に大きく影響します。なので、弁護人は被害者との窓口になって、示談交渉を進めていきます。また、身体拘束を続ける必要がないと考えられる場合には、勾留の決定に対して不服申立て(準抗告、刑事訴訟法429条)をすることもあります(※8)。
もし、ご家族が逮捕されてしまった場合は、まずは当番弁護士を呼ぶか、私選弁護人に相談してみてください。勾留された後であれば、国選弁護人の選任を請求することもできます(※9)。早い段階で弁護士が関わるほど、できることは多くなります。
事務所のある六本松からは、地下鉄七隈線で城南区や早良区方面の警察署にもすぐに行けますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
次回は、あお井の普通の味噌ラーメンにも挑戦してみようと思います。
本日は以上です。
※1 味噌らーめん あお井(食べログ) https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400202/40070690/
※2 とら食堂 福岡分店(食べログ) https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40044618/
※3 日本国憲法(e-Gov法令検索) https://laws.e-gov.go.jp/law/321CONSTITUTION
※4 法テラス「国選弁護等関連業務」 https://www.houterasu.or.jp/site/about-houterasu/kokusenbengotokanren.html
※5 日本弁護士連合会「刑事弁護に関する制度のご紹介」 https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/keijibengo/seido.html
※6 福岡県弁護士会「当番弁護士」 https://www.fben.jp/whats/
※7 刑事訴訟法36条の3、37条の3、刑事訴訟法第三十六条の二の資産及び同法第三十六条の三第一項の基準額を定める政令2条(基準額50万円) https://laws.e-gov.go.jp/law/418CO0000000287
※8 刑事訴訟法(e-Gov法令検索) https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000131
※9 日本弁護士連合会「逮捕されたとき」 https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/gaiyou/arrest.html

